ことし3月に育児休業を取得した男性が、前の年の同じ時期に比べて50%以上増え、全体の10%を超えたことがわかりました。
雇用労働部が19日に発表したところによりますと、ことし3月に育児休業を取得した男性は2129人で、去年の1381人に比べて54.2%増加しており、全体の育児休業者における男性の割合も10.2%と、初めて10%台を超えたということです。
企業の規模別でみますと、従業員数300人以上の大企業が59.3%と、半分以上を占めました。
雇用労働部の関係者は、「今や男性の育児参加は必須となっている。育児休業制度の活性化は、労働者のワーク・ライフ・バランスの確立だけでなく、長期的には企業の生産性向上にも役立つものと期待されている」と話しています。