2014年に韓国南西部の珍島(チンド)沖で沈没し、今月初めに引き上げられた旅客船「セウォル号」で、船内3階の捜索が近く開始されます。
セウォル号の船内捜索に当たっている現場収拾本部によりますと、セウォル号は左舷を下にして横倒しになっている状態ですが、船体の右舷側に梯子を設置して捜索隊が船のなかに入り、3階の捜索を行うということです。
現在、セウォル号では、行方不明者の居場所と推定される4階の客室4か所で捜索が行われています。
旅客船セウォル号は、2014年4月16日、修学旅行に出かける高校生などを乗せて済州(チェジュ)島に向かう途中、珍島沖で沈没し、295人が死亡、9人が行方不明になっています。