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経済

大卒以上の失業者 初めて50万人超える

Write: 2017-04-24 10:14:12Update: 2017-04-24 10:14:12

大卒以上の失業者 初めて50万人超える

ことし1月から3月までの第1四半期の間、学歴が大卒以上の失業者が、四半期ベースとしては初めて50万人を超えたことがわかりました。
失業者は、求職活動をしているものの、職場が見つからず働いていない状態の人を指します。
統計庁によりますと、ことし第1四半期の失業者は合わせて116万7000人で、去年の同じ時期に比べて1.2%増加しました。
失業者の最終学歴を見ますと、「大学卒業以上」が54万3000人でもっとも多く、「高校卒業」が45万1000人、「小学校卒業以下」が9万9000人、「中学校卒業」が7万5000人の順でした。
四半期ベースで大卒以上の学歴を持つ失業者が50万人を超えたのは今回が初めてです。
これについて専門家は、大企業と中小企業の間の賃金格差が広がるなか、高い学歴を持つ求職者が就職を希望する職場が減少しており、求人と求職のニーズが一致しないいわゆる雇用ミスマッチが影響しているためと分析しています。

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