ことしのゴールデンウィークが始まり、空港や高速道路などは混雑しています。
ことしは、5月1日のメーデー、3日の釈迦誕生日、5日の子どもの日、9日の大統領選挙投票日と、29日から飛び石連休が続いて最大で11日も休みがとれるため、海外旅行や国内旅行に出かける人も大幅に増えています。
初日の29日、仁川国際空港は連休を海外で過ごそうとする観光客で朝から混雑しました。
仁川国際空港を利用する人は29日一日だけで17万3000人にのぼるとみられ、さらに連休最終日の5月9日にかけて、およそ197万人が空港に出入りするものとみられています。これは去年の同じ時期に比べて11%増える計算になります。
旅客ターミナルでは、5月4日から2日間行われる大統領選挙の期日前投票に備えて、投票所の整備が始まっており、空港公社は、500人の人員を追加投入して空港の混雑に備えることにしています。
また全国の高速道路も、連休をふるさとや行楽地で過ごす人たちで渋滞が始まりました。韓国道路公社は、今週末の全国の高速道路の交通量は486万台になると推定しています。
ことしの大型連休は、大統領選挙が加わる異例の展開となり、天候に恵まれれば、混雑が続く11日間となりそうです。