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社会

大気汚染による健康被害 「首都圏住民の半数が経験」

Write: 2017-05-04 13:19:24Update: 2017-05-04 13:19:24

大気汚染による健康被害 「首都圏住民の半数が経験」

首都圏の住民の半数がPM10=粒子状物質やPM2.5=微小粒子状物質による健康被害を経験したことがあることがわかりました。
市民団体「ソウル環境運動連合」が首都圏の住民1130人を対象に電話調査を行って、4日、その結果を発表しました。
それによりますと、回答者の50.2%が、「PM10やPM2.5によって健康被害を受けたことがある」と答えたということです。
このうち、71.8%が、鼻水、咳、くしゃみなどの呼吸器疾患で、14.8%は目のかゆみなど目の病気、7.6%はアレルギー性の皮膚炎など皮膚病だったということです。
PM10やPM2.5を避けるための方法としては、「外出や屋外活動を控える」と答えた人が38.1%でもっとも多く、「マスクを着用する」が25.2%、「室内の喚気を控える」が15.6%、「空気清浄機を使う」が4.4%でした。
ソウル環境運動連合は、今回の調査結果にもとづいて、大統領候補らに、次期政権で▲中国など周辺国の大気汚染による影響などの科学的な解明や▲車両のナンバー別の通行規制やディーゼル車の規制強化などを積極的に実施するよう求めるとしています。

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