韓国と日本の文化交流の象徴になっている「朝鮮通信使祭り」が、5日から釜山(プサン)で始まりました。
この祭りは、17世紀初めからおよそ200年にわたって、韓国から日本に文化を伝えた朝鮮通信使行列を再現し、韓日交流の促進につなげようと2002年から行われています。
今年のテーマは「平和を夢見る」で、メインイベントのパレード「朝鮮通信使の行列」は6日午後行われ、韓日両国の文化芸術団体や市民団体のおよそ2000人が中心部の龍頭山公園(ヨンドゥサン)から釜山観光ホテル前までの1.5キロを練り歩きます。
祭りは7日まで3日間行われ、韓日文化交流をテーマにした朝鮮通信使国際学術シンポジウムや伝統芸能の公演、ミュージカルなどが行われます。
ことしは特別プログラムとして、「朝鮮通信使ユネスコ世界記憶遺産、韓日共同登録祈願イベント、ドリームコンサート」が開かれ、朝鮮通信使の記録を世界記憶遺産に登録させようと願うパフォーマンスが繰り広げられます。