中国から飛来する黄砂や汚染物質の影響で、6日は韓国のほとんどの地域で大気中の粒子状物質の濃度が上昇し、各地に警報や注意報が出されました。
国立環境科学院は、6日午前7時半、京畿道北部と南部、仁川市、江原道、大田市など12の地域に「PM10警報」を出しました。
この警報は、直径10ミクロン以下の粒子状物質「PM10」の1時間あたりの平均濃度が、1立方メートルあたり300マイクログラム以上の状態が2時間以上続く場合に出されます。
また、ソウル市や京畿道東部、全羅南道西部、大邱市などに、「PM10注意報」が出されました。
この注意報は、1時間あたりの平均濃度が、1立方メートルあたり150マイクログラム以上の状態が2時間以上続く場合に出されます。
気象庁は、黄砂の影響は7日まで続くとしており、屋外での活動を控えるよう呼びかけています。