新しい大統領は10日未明にも決まりますが、今回はこれまでとは異なり当選日が就任日となるため、就任式の様々なシナリオが準備されています。
大統領の就任式は、新しい政権の国政方向などを内外に示す重要な行事で、これまで大統領の就任式は、当選から2か月ほど後に、国会議事堂前の広場で開かれてきました。
今回は、当選が決定する10日から大統領の任期が始まるだけに、各候補は、当選すれば就任式は簡素化するという意向を示しています。
このため行政自治部は、就任の宣誓をまず行い、数日以内に就任式を行う案の他、宣誓と就任式を就任する日に行う案、宣誓だけ行う案など様々なシナリオを準備しているということです。
行政自治部の関係者は、当選者が確定すれば、就任式の時期や場所、規模などを調整して発表すると話しています。