国民の党の安哲秀(アン・チョルス)氏は10日、国会で行われた党選挙対策委員会の解散式で、「今回の敗北に挫折せず、韓国の変化と未来のためにできる限りすべての役割を果たしていく」と述べました。
安哲秀氏は9日に行われた第19代大統領選挙にに「すべてをかける」として出馬当時、国会議員まで辞職していたため、選挙で敗北したことを受け、一部では政界からの引退や渡米の可能性があるとの見方も出ていましたが、安氏のこうした発言は、これからも国内で政治活動を続ける意思を示唆しているものと受け止められています。
安氏は当分、公式活動を行わず、休みの時間を取る予定だとしています。
一方、国民の党の朴智元(パク・ジウォン)代表は、大統領選挙で敗北した責任をとって辞任する意思を表明し、党指導部全員にも辞任を提案しています。