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政治

新政権 青瓦台の民情、人事、国民疎通首席任命

Write: 2017-05-11 11:30:04Update: 2017-05-12 12:39:15

新政権 青瓦台の民情、人事、国民疎通首席任命

新しい政権の大統領府青瓦台の民情首席秘書官に、検察出身でないソウル大学法学専門大学院の曺國(チョ・グク)教授が任命されました。
また人事首席秘書官には、梨花(イファ)女子大学のチョ・ヒョンオク教授が、広報を担当する国民疎通首席秘書官には、韓国最大のポータルサイトを運営する「ネイバー」のユン・ヨンチャン前副社長が任命されました。
民意を正確に把握し大統領に報告する民情首席秘書官は、これまでは主に検察出身者が起用されており、今回の任命は異例とされます。
これは、検察の改革を求める世論を反映する一方、権力機関を政治から完全に独立させるという文大統領の意志を表したものとみられます。
曺國(チョ・グク)氏は、1965年に釜山で生まれ、ソウル大学法学部を卒業し、アメリカ・カリフォルニア大学カリフォルニア大学バークレー校のロー・スクールで博士号を取得、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が「ともに民主党」の代表だったころ、革新委員会の委員を務め、文大統領を支えてきました。
人事首席秘書官に任命されたチョ・ヒョンオク氏は、1945年生まれ、ソウル出身で、梨花女子大学政治外交学科を卒業し、ドイツ・ハイデルベルク大学で政治学博士号を取得、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元政権で青瓦台の高官人事検証諮問会の委員を、文大統領が秘書室長だったころには、均衡人事秘書官を務めました。また今回の大統領選挙で、ともに民主党の選挙対策委員会の性平等本部の副本部長を務めました。
女性が人事首席秘書官に起用されるのは初めてです。
文大統領は選挙運動期間中、当選すれば、任期内に段階的に男女同数内閣を実現するという公約を掲げていました。
広報を担当する国民疎通首席秘書官に任命されたユン・ヨンチャン氏は、1964年生まれ、全羅北道(チョンラブクド)全州(チョンジュ)出身で、ソウル大学地理学科を卒業し、東亜日報記者、東亜日報の労働組合委員長、ネイバー副社長、ともに民主党の選挙対策委員会のSNS本部長を歴任しました。
ユン氏は、オンラインとオフラインをまたぐメディア専門家で、これまでの一方的な国政広報ではない、双方向のコミュニケーションを望む文大統領の意志を実現するうえで大きな役割を果たすと期待されます。

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