朴槿恵（パク・クネ）前大統領の罷免にともなって大統領権限代行を務めてきた黄教安（ファン・ギョアン）国務総理が11日午後3時に退任しました。
黄教安国務総理は10日、文在寅（ムン・ジェイン）大統領と昼食をともにした際、辞意を表明し、文大統領は辞表を受理したということです。
黄教安国務総理は9日、自身のフェースブックに「今日から文在寅大統領の任期が始まった。33年あまりの間就いてきた公職から、近く、退くことになる」と投稿していました。
文大統領は、新しい国務総理候補に、全羅南道（チョンラナムド）知事の李洛淵（イ・ナギョン）氏を指名しています。