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政治

台湾 韓国との関係改善に大きな関心

Write: 2017-05-12 11:25:08Update: 2017-05-12 11:26:56

文在寅(ムン・ジェイン)大統領の就任後、台湾は韓国との関係改善に大きな期待感を示しています。
台湾の李大維外交部長は10日、立法院で「最近、韓国との間で、経済・貿易・観光・文化などの面で交流が非常に多くなっている。文在寅大統領体制の下で、両国関係がさらに前進することを望む」と述べました。
これに先立って、台湾の与党「民進党」は、今月6日から陳明文議員を団長とする19人からなる「韓国大統領選挙観察団」を韓国に派遣し、遊説の現場や各政党などを訪れています。陳明文団長は、「韓国の政局の変化を理解し、国会・政党・シンクタンクとの交流を通じて韓国と台湾の関係を深めることが狙いだ」としています。
また、民進党は、韓国の大統領選挙の翌日の10日、与党となった「ともに民主党」の閔洪喆(ミン・ホンチョル)議員に蔡英文総統兼民進党主席の祝電を送っています。
台湾のメディアも文大統領について集中的に報道するなど、高い関心を示しています。
こうしたなか、台湾のニュース雑誌、「天下」のインターネット版は、文大統領の就任により南北関係が改善すると、その影響で韓中関係が緊密化し、これは台湾と韓国の関係にマイナスの要因になり得ると伝えています。

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