韓国人の10人に8人が「文在寅(ムン・ジェイン)大統領が国政運営をうまくできると思う」と考えていることがわかりました。
韓国社会世論研究所が10日に全国の有権者1044人を対象に行った調査によりますと、文大統領が国政運営をうまくできると思うかを尋ねる質問に対し、回答者の83.8%が「うまくできると思う」と答えました。
一方、「うまくできないと思う」は10.2%にとどまっています。
政党支持層別では、与党となった革新系の最大政党「ともに民主党」を支持する人で96.8%、革新系の「正義党」を支持する人で93.2%と高くなっています。保守系の「自由韓国党」の支持層でも53.0%と、半数以上が文大統領の国政運営に期待を寄せていることがわかりました。
文大統領の初期の国政運営の方向性としては、59.2%が「国政改革を優先させるべき」と答えています。次いで「寛容と和解を優先させるべき」が38.1%となっています。
政党支持率は、与党「ともに民主党」が、4月30日の調査に比べて10.4ポイント上がって51.2%となっています。
次いで、保守系の「自由韓国党」が12.2%、中道系の「国民の党」9.4%、革新系の「正義党」6.7%、保守系の「正しい政党」5.9%の順でした。