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政治

文在寅大統領の特使、李海チャン氏 中国に出発

Write: 2017-05-18 14:53:29Update: 2017-05-18 14:53:29

文在寅大統領の特使、李海チャン氏 中国に出発

文在寅(ムン・ジェイン)大統領が中国に派遣する特使の李海チャン(イ・ヘチャン)元国務総理が18日、北京に向かいました。
李海チャン元国務総理は中国入りして、習近平国家主席に会って、文大統領の親書を手渡し、新しい政権発足の政治的な意味やビジョンなどについて説明することになります。
また新政権の対外政策への支持を呼びかけるほか、北韓問題などの懸案をめぐる協力関係の構築を図る見通しです。
さらに、文大統領がアメリカ、中国、日本、ロシアのいわゆる「4強」との外交を急ぐとみられることから、韓中首脳会談の開催について議論する可能性もあります。
李海チャン元国務総理は中国の高官らと会って、アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の韓国配備による両国間の対立を解決する糸口を見つけるため、話し合うことになりそうです。
これに先立ち中国外交部の報道官は、16日の定例会見で、特使の訪問について、「中国とコミュニケーションするために派遣された。韓国が韓中関係を重視していることを十分物語っている。両国が意見の隔たりを埋めて、韓中関係の発展に役立つことを期待する」と述べました。
一方、北京の消息筋などが18日、伝えたところによりますと、「中国当局は韓国の政権交代を両国関係の改善の突破口とし、特使の中国訪問をきっかけに、関係の正常化に乗り出す方針だ」ということです。
両国間では最近、関係改善への期待感から、企業や芸能プロダクションの間で協力する動きが活発になっていて、来週からは旅行禁止措置の緩和、文化交流の再開、通関規制の緩和などが本格的に行われるとみられています。

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