悪質なウイルス「ランサムウエア」を使った大規模サイバー攻撃による被害が世界的に広がっている中、韓国では18日現在、合計18社の企業で被害が確認されました。
韓国インターネット振興院(KISA)によりますと、今月の13日から18日の午後5時まで、国内企業18社が被害届を出し、技術支援を受けることになりました。
感染の疑いがあるという届出は、被害が確認された企業を含め、20件にのぼっています。
サイバー攻撃についての問い合わせは、15日をピークに徐々に減ってきています。問い合わせ件数が最も多かった15日には2863件の問い合わせがありましたが、以降は、徐々に減って、18日には270件でした。
韓国インターネット振興院の関係者は、「全般的に落ち着いてきたようにも見えるが、被害を予防するための取り組みを続けるべき」と説明しています。