外交専門家として知られる延世大学の文正仁(ムン・ジョンイン)名誉特任教授(66)は、北韓の核・ミサイル問題の解決のために、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長による南北首脳会談の開催が必要だとする考えを示しました。
文正仁氏は、19日、メディアの取材に対して、「北韓への制裁は、国連安保理決議によるもので避けて通ることはできないが、こうした中でも南北間の対話は進めていかなければならない」と強調し、南北首脳会談の開催の必要性を訴えました。
文正仁氏は、2007年に平壌で開かれた第2回南北首脳会談の際、盧武鉉大統領の特別随行員として北韓入りしており、文在寅(ムン・ジェイン)政権の外交安保首席秘書官候補のひとりとして名前が挙がっています。