2014年に韓国南西部の珍島(チンド)沖で沈没し、4月上旬に引き上げられ、現在行方不明者の捜索が進められている旅客船「セウォル号」の船内4階に対する捜索は、今月末頃に終了する見込みです。セウォル号の船内捜索に当たっている現場収拾本部によりますと、21日午後5時頃、船内4階の捜索は13の区域のうち9か所で終了し、残りの4か所の捜索も順調に進められているということです。
セウォル号現場収拾本部は、今月末頃に船内4階に対する捜索を終わらせる方針を明らかにしています。
一方、これまでセウォル号の沈没海域や船内などで回収された人骨を含む遺留品は合わせて2109点に上っています。