韓国に留学している外国人学生は、韓国で最も発展が必要な分野として「政治」をあげました。
慶熙大学国際教育院は22日、46か国の外国人留学生751人を対象に行ったアンケート調査の結果を発表しました。
それによりますと、韓国で最も発展が必要な分野として「政治」をあげた人が22.8％と、最も多くなっています。その理由として、最近の不安定な政治状況、南北対立、外交関係の悪化などを挙げた人が目立ち、所得格差の拡大や政治的多様性の欠如などを挙げた回答者もいました。
外国人留学生が韓国に望むこととしては、公共秩序の改善、物価の安定、外国人に対する差別の解消、他人への理解などという答えがありました。
韓国が最も競争力を持つ分野としては「文化・芸術」という答えが31.5％で最も多く、次いで、「ニュース・メディア」、「観光」、「科学技術・IT」などの順でした。
一方、慶熙大学国際教育院と連合ニュースは来月13日に「新たに生まれ変わる大韓民国、自分だけが知らなかった韓国のタブー文化」というテーマで「第20回世界外国人韓国語スピーチ大会」を開催します。