故盧武鉉元大統領の8周忌となる23日、慶尚南道(キョンサンナムド)金海(キムヘ)の烽下(ポンハ)マウルの大統領墓地で追悼式が行なわれ、文在寅(ムン・ジェイン)大統領をはじめ、遺族や市民らが多数参列して、故人を偲びました。
追悼式は、「国を国らしく、人が生きる世の中」というテーマで午後2時から行われ、遺族をはじめ、文在寅(ムン・ジェイン)大統領、与党「ともに民主党」と野党の「国民の党」、「正しい政党」、「正義党」の指導部、それに大勢の市民が参列し、故盧武鉉元大統領を追悼して冥福を祈りました。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領はあいさつを述べ、「大統領選挙のときに約束した、大統領として追悼式に参列することができて感謝している。現職の大統領として参列するのはきょうが最後だ。必ず成功した大統領となって任務を果たし終えたあと再び参列する」と述べました。
そして、参列者に対し、「みんなで国らしい国をつくってみよう」と呼びかけました。
文大統領は2010年から毎年、故盧武鉉元大統領の追悼式に参加しています。
追悼式に参列した人の数は2万5000人を超え、これまでで最も多くなるとみられています。