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政治

文在寅大統領 米・日・中への特使と懇談会

Write: 2017-05-25 14:46:47Update: 2017-05-29 13:51:31

文在寅大統領 米・日・中への特使と懇談会

文在寅(ムン・ジェイン)大統領が24日、大統領府青瓦台で、アメリカ、日本、中国から帰国した特使らと懇談会を開き、報告を受けました。
懇談会で文大統領は、「長い間、国政が混乱し、外交の停止状態が続いたが、それを一挙に軌道に戻す役割を特使たちが果たした」とねぎらいました。
なかでもアメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の韓国配備や、韓日慰安婦合意の問題ついて、話すべきことをきちんと話せたと思うと強調しました。
アメリカに派遣された特使の洪錫ヒョン(ホン・ソクヒョン)前中央日報・JTBC会長は、「アメリカは北韓の核問題を最優先課題としているため、いまこそが北韓問題解決の絶好のチャンスになり得る。韓国とアメリカが役割を分担し、懸案を解決していけば、良い結果にたどり着く可能性があることを今回、確認した」と述べました。
日本への特使、文喜相(ムン・ヒサン)元国会副議長は、両国の首脳が相互に相手国を訪問するシャトル外交の再開に向けて調整を進めることで一致したことを日本訪問の成果として挙げました。
また安倍首相は、未来志向の両国関係が続くことや、韓日の信頼関係の回復のために、なるべく早い時期に首脳会談を開催することを望むという考えを示したと伝えました。
しかし、両国の懸案については互いに異なる立場を堅持していることを改めて確認したと説明しました。
中国への特使、李海チャン(イ・ヘチャン)元国務総理は、「習近平国家主席は、早い時期に文大統領と首脳会談を開催することを望んでいて、大統領選挙期間中に示した文大統領の考え方などから、人間的信頼や期待を持つことができたと話していた。サードをめぐる問題について真摯に意見を交わした」と報告しました。

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