アメリカの電気自動車メーカー、テスラが、電気自動車用の急速充電スタンド「スーパーチャージャー（Supercharger）」の国内第1号を25日に公開しました。テスラは、6月に自社の電気自動車「モデルS　90D」を顧客に引き渡す予定で、これをきっかけに韓国での電気自動車販売に拍車が掛かるとみられます。
テスラは、ソウル市内にあるグランド・インターコンチネンタル・ホテルの地下４階に、スーパーチャージャーを4基設置し、25日からテスラの車を運転する人が利用できるようにしています。
スーパーチャージャーを利用すると「モデルS　90D」の場合、およそ30分間の充電で最大270キロまで走行できるということです。
テスラは、年内に、ソウルや釜山を含め、全国計14か所にスーパーチャージャーを設置する予定で、6月1日には、さらに３か所がオープンする予定です。
テスラの電気自動車用充電施設は、スーパーチャージャー以外にも、普通の速度で充電できるデスティネーションチャージャーがすでに国内35か所に設置されていて、6月中には20か所がさらに追加されるということです。