新政権が発足し、政府に対する期待感が高まったことなどから、景気回復に対する消費者の期待を示す消費者心理が大幅に改善したことがわかりました。
韓国銀行が26日にまとめた今月の消費者指数は108で、先月に比べて6.8ポイント上がり、4か月連続で上昇しました。
これは2014年4月以降では最も高いもので、先月に比べた上昇幅は2009年8月以降で最も大きくなっています。
韓国銀行は「新しい政権が発足してから消費者心理が安定しており、輸出の改善も影響した」と説明しています。
一方、韓国銀行は先月に続いて7月に再び経済成長率の見通しを上方修正する考えを示しました。
世界的な景気回復に伴い輸出が好調なため、韓国経済が予想より速いスピードで回復に向かっていると判断したということです。
韓国銀行は先月、今年の経済成長率の見通しをそれまでの2.5%から2.6%に上方修正しています。