平年に比べて降水量が少なく、全国的に干ばつに見舞われるおそれがあることから、政府は干ばつ危機警報を「注意」とし、25日から非常勤務体制に入りました。
農林畜産食品部は25日、「緊急干ばつ状況点検会議」を開き、自治体、農村振興庁、韓国農漁村公社などとの連携体制を整備し、干ばつに全力をあげて対応していくことになりました。
農林畜産食品部によりますと、ことし1月から5月までの降水量は158ミリで、平年の56%にとどまっています。また、農業用貯水池の全国平均の貯水率は64%で、平年の8割程度となっているということです。
気象庁は6月から8月までの降水量が平年と同じか、少なくなると予想しており、全国的に干ばつに見舞われることが懸念されています。
農林畜産食品部は、干ばつが解消するまで「干ばつ対策状況室」を設置し、対応に当たるとしています。