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経済

中小企業への融資 韓国は高い拒否率

Write: 2017-05-29 09:39:25Update: 2017-05-29 09:39:25

中小企業への融資 韓国は高い拒否率

韓国の中小企業に対する金融機関からの融資の拒否率は40.9%で、主要24か国のうちもっとも高いことがわかりました。
OECD=経済協力開発機構が、2015年現在、中小企業に対する金融機関からの融資の拒否率を調査したところ、韓国は40.9%に上り、調査対象となった世界の主要24か国のうちもっとも高かったということです。
韓国に続いて、セルビアが27.9%、マレーシア24%、ギリシャ19.9%、オランダ19.2%、イギリス19.1%などの順となっています。
OECD加盟国の平均は10.2%でした。
一方、中小企業に対する金融機関からの融資の拒否率がもっとも低くかったのはフィンランドの3%で、オーストリア5.5%、ベルギー5.7%、イタリア6.1%、カナダ7%などの順でした。
これについて韓国の専門家は、「金融機関は、企業の倒産などで貸し出した資金の回収ができなくなることを懸念し、中小企業に対する融資を拒否する場合が多い。しかし、中小企業の研究開発や新規事業の立ち上げなどを促すため、信用補償基金や技術補償基金などの制度と連携して中小企業への融資を拡大していく必要がある」と指摘しています。

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