大気中の粒子状物質などの汚染問題を協議するため、アジアの主要13都市の専門家らが6月1日,2日の2日間、ソウルに集まり、「2017大気質改善国際フォーラム」が開かれます。
ことしで7回目となるこのフォーラムには、ソウル、東京、北京、ウランバートルなど、アジアの主要13都市から行政、専門家、市民らおよそ300人が参加します。
初日は、各都市の粒子状物質の状況にもとづいて都市間の政策協力について議論します。2日目は韓国、日本、中国の環境科学研究機関、環境保護団体などが中心となって、北東アジアの大気中の粒子状物質を削減するための調査研究と技術についての議論が行われます。
ソウル市の関係者は、「今回のフォーラムが、アジア各都市間の共同の対応策を見出し、それを実行するための協力関係を固めるきっかけになることを期待している」と話しています。