文在寅(ムン・ジェイン)大統領は29日、フランスのマクロン大統領と電話会談を行いました。
大統領府青瓦台によりますと、両首脳は外相戦略対話や国防相会談を今後も継続するなど、閣僚レベルの協力を拡大していくことで一致したほか、マクロン大統領は特使の派遣を韓国側に要請し、文在寅大統領は早い時期に外交部長官を特使として派遣したいと答えたということです。
北韓の核問題については、文在寅大統領は「北韓に対する制裁と対話を並行させながら段階的に韓半島非核化の目標を早期に達成したい」とする考えを伝え、問題解決に向けた協力を要請しました。これに対してマクロン大統領は韓国への支持を表明し、協力を約束したということです。
またマクロン大統領はドイツのハンブルグで7月に開かれるG20サミットで会えることを期待していると述べるとともに、文在寅大統領のフランス訪問を要請したということです。