文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、6月2日、潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長と会談することになりそうです。
大統領府青瓦台が30日、明らかにしたところによりますと、潘基文前事務総長は6月1日にアメリカから帰国する予定で、翌2日に文大統領と青瓦台で会うことになりそうだということです。
潘基文前事務総長は5月18日、電話で文大統領に対して、「何か役立つことがあれば最善を尽くして手助けしたい」と話していました。
この会談で、潘前事務総長は把握したアメリカ政界の動向などを文大統領に伝え、近く行われる予定の韓米首脳会談について意見を交わすものとみられます。
青瓦台の関係者は、「韓米首脳会談を前に、アドバイスが必要なときで、潘前事務総長の帰国に合わせて会うことになった」と話しています。
潘前事務総長は、アメリカのハーバード大学で、公職などで優れた功績を残した人に提供される終身教授の特別招聘教授(Distinguished service professor)を務めるため、ことし4月からアメリカ入りしています。