韓国の地価はこの1年間に5.34%上昇し、済州道の上昇率が全国でもっとも高かったことがわかりました。
国土交通部が30日、発表したところによりますと、ことしの全国の地価は去年より5.34%上昇し、2010年から7年間、上昇が続いているということです。
地域別に見ますと、上昇率がもっとも高かったのは、済州道で19%、続いて釜山(プサン)市が10%、慶尚北道(キョンサンブクド)8%の順でした。
地価が上昇した要因としては、政府や公共機関の地方への移転で、土地の需要が増えたことや済州道や釜山などで開発事業が活発に進められたことなどが挙げられています。
一方、ソウルでもっとも地価が高い場所は、明洞(ミョンドン)にある化粧品店、「ネイチャーリパブリック・ワールド店」で、1平方メートル8600万ウォンでした。
ここは2004年から14年連続で全国1位を続けています。