韓国企業の去年の営業利益率が6.1%と、大きく改善し、売上高も3年ぶりに増加に転じたことがわかりました。
韓国銀行が30日、発表したところによりますと、韓国企業の去年の営業利益率は、おととしより0.9ポイント上昇して6.1%でした。
これは2010年以降もっとも高いもので、最近の原油安に支えられたものとみられます。
原油価格の下落が、製造業を中心に企業の売り上げ原価を下げ、これが営業利益率の上昇につながったということです。
また企業の売り上げ増加率も1.1%と、3年ぶりにプラスに転じました。
こうした企業業績の改善は、最近の株価の上昇や消費者心理の回復などとともに、韓国経済への期待感を高める要因となっています。