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社会

PM2.5濃度高い日に車半減策 ソウル市

Write: 2017-06-01 13:32:59Update: 2017-06-01 13:32:59

PM2.5濃度高い日に車半減策 ソウル市

ソウル市は、7月から健康への被害が懸念される大気中の微小粒子状物質、PM2.5の濃度が2日連続で「悪い」と判断された場合、ナンバープレートの末尾の奇数、偶数によって、その日に使える車を決める、いわゆる「車の2部制」を行い、通勤時間帯のバスや地下鉄の運賃を免除することになりました。
ソウル市が1日に発表した「PM2.5の10大対策」によりますと、大気中の微小粒子状物質PM2.5の濃度が2日連続で「悪い」以上となった場合、走ることができる車を半数に減らす非常低減措置を取るとしています。
韓国では、PM2.5の濃度による大気汚染のレベルを4段階に分け、大気中のPM2.5の1日平均濃度が1立方メートルあたり15マイクログラムまでの場合は「良い」、16~50マイクログラムは「普通」、51~100マイクログラムは「悪い」、101マイクログラム以上は「非常に悪い」としています。
この非常低減措置が取られると、その日が奇数の日には、ナンバープレートの末尾の数字が奇数の車だけ、偶数の日には偶数の車だけが通行できるようにする「車の2部制」が行われます。この「車の2部制」は強制ではなく、市民の自主的な参加を促すもので、参加者を増やすために、始発から午前9時までと午後6時から午後9時までの通勤時間帯に、地下鉄、市内バス、狭い地域を回るマウルバスの運賃を無料にします。
ソウル市は、こうした非常低減措置は年平均7回ほどになり、およそ250億ウォンの費用がかかるものと予想しています。

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