次期外交部長官候補に指名された 康京和（カン・ギョンファ）氏が2日、元慰安婦の女性と面会しました。
康氏は2日午前、元慰安婦の女性が共同生活をしているソウル近郊の「ナヌムの家」を訪れ、「人権問題の基本は被害者が中心だ」と強調したうえで、「私が長官になれば、政府の知恵を集めて真摯な措置がとれるよう最善を尽くす」と述べました。
今回の康外交部長官候補との面会には、元慰安婦被害者のイ・ヨンスさんら4人が出席しました。
この席で、元慰安婦の女性が「慰安婦問題の解決を約束してほしい」と述べたのに対して、康氏は「私は国連で人権問題の業務に携わっていて、1995年に北京で開かれた国連の世界女性大会にも韓国のNGOの一員として参加し、慰安婦問題を世界に知らせることに力を尽くした」と述べました。
康外交部長官候補は、ナヌムの家を訪問した背景について、「慰安婦問題は重要な外交政策の一つで、長官になる前に彼女たちに必ず会って見たかった」と説明しています。
康京和（カン・ギョンファ）氏に対する国会の人事聴聞会は、週明けの7日から始まります。