文在寅大統領の閣僚人事に関する聴聞会が7日に開かれます。
7日には、憲法裁判所長に内定した金二洙(キム・イス)氏、外交部長官候補の康京和(カン・ギョンファ)前国連事務総長特別補佐官、経済副総理兼企画財政部長官候補の金東兗(キム・ドンヨン)亜洲大学総長に対する聴聞会がそれぞれ予定されていて、「スーパー水曜日」とも言われています。
この日は、2日に聴聞会を終えた公正取引委員会委員長候補の金尚祚(キム・サンジョ)氏について、国会の政務委員会で人事聴聞会報告書を採択するかどうかも決定する予定です。
先月31日の国務総理任命同意案の採決では、最大野党「自由韓国党」は退場し、「国民の党」は賛成、「正しい政党」は反対していて、聴聞会で野党の協力を得られるかどうかは不透明な状況です。
憲法裁判所長の任命には国会の同意が必要ですが、内定した金二洙氏について、「自由韓国党」は、2014年の左派政党「統合進歩党」解散の過程で反対意見を出したことを問題視していて、反対しています。
また、「自由韓国党」は、 公正取引委員会委員長に指名された金尚祚氏について、道徳性に深刻な問題があるとして報告書の採択に反対し、大統領が任命を強行すれば今後の国会の日程に応じないとするなど、反発しています。
金尚祚氏については、「国民の党」や「正しい政党」の中でも反対意見が多いとされています。