メニューへ 本文へ
Go Top

経済

韓国で格差拡大 中産階級が減少   

Write: 2017-06-07 11:07:40Update: 2017-06-07 11:07:40

韓国で格差拡大 中産階級が減少   

韓国では、景気後退の影響で所得の格差が拡大し、中産階級が減って 相対的貧困層が増えていることがわかりました。企画財政部が6日発表したところによりますと、韓国の中産階級は1990年は75.4%でしたが、2015年は67.4%、去年は65.7%にまで減っているということです。
一方で、低所得層が人口全体に占める割合は14.7%と、2011年以後最も高くなっています。
景気後退で失業者が増えた上、正規職と非正規職の賃金の格差が拡大したほか、中産階級の保有する株や不動産などの資産価値が下落したためとみられています。
都市に住む世帯の所得分配の不平等さを測る指数であるジニ係数は去年は0.304で、2012年以後最も悪化しています。
ジニ係数は所得の格差を0から1までの範囲で数値にしたもので、0に近いほど格差が少なく、1に近いほど格差が大きいことを意味します。
統計庁は1990年からジニ係数の統計を取り始めており、1999年に初めて0.3を超え、2004年以降は続けて上昇し、所得格差が広がっています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >