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経済

韓国の今年の経済成長率は据え置き OECD 

Write: 2017-06-08 11:33:36Update: 2017-06-08 11:33:36

韓国の今年の経済成長率は据え置き OECD 

OECD=経済協力開発機構が、韓国のことしの経済成長率の見通しを、これまでの2.6%に据え置きました。
OECDは7日、世界の経済成長率の見通しを発表しました。
そのなかで、韓国のことしの成長率の見通しについて、これまでの2.6%に据え置きました。
最近、韓国の経済指標が改善していることから、OECDが見通しを上方修正するという期待感が広がっていましたが、民間消費の落ち込みが続き、据え置きとなりました。
OECDは、輸出の伸び率の見通しをこれまでの2.2%から3.9%に引き上げるなど、景気回復を見込みながらも、民間消費の伸び率の見通しは2.4%から2.0%に引き下げました。
また来年の見通しは、これまでより0.2ポイント引き下げて2.8%に下方修正しました。
OECDは、「来年は、半導体の好調な輸出、企業投資の増加などに支えられ、緩やかな回復基調を続ける見通しだ。マイナス要因として、地政学的な緊張の高まり、韓米FTA=自由貿易協定の見直しの可能性など保護貿易主義、韓国国内の家計負債などの問題はあるが、予想を上回る世界貿易の増加、効果的な構造改革による内需の活性化、輸出の改善などは、プラス要因となっている」と説明しています。
さらにOECDは、韓国政府に対して、政府負債が少ないことや、財政黒字が続いていることなどから、補正予算などの積極的な財政政策と、構造改革を並行して進める必要があるとしています。

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