韓国で最も古い古里(コリ)原子力発電所1号機の永久停止が決まりました。
大統領直属の原子力安全委員会は9日午前、第70回原子力安全委員会を開き、「古里1号機永久停止運営の変更許可案」を審議・議決しました。
これを受けて、原発を運営している韓国水力原子力は19日午前0時に古里1号機の稼動を停止し、2022年から本格的な解体作業に入ることになりました。
原子力安全委員会は去年6月、古里1号機の永久停止の申請を受け、それからおよそ1年間、原子力安全技術院などにより、永久停止後も安全に維持・管理されることを確認しました。
古里1号機は、1978年4月29日に韓国で最初に商業運転を始めました。
設計寿命は2007年まででしたが、10年延長され、これまで40年間、電力を生産してきました。