ことしは平年に比べて降水量が少なく、全国的に干ばつに見舞われる可能性が高いとして、政府が注意を呼びかけました。
国民安全処によりますと、ことし1月から6月までの全国の降水量は平年の69% に止まっており、京畿道(キョンギド)や全羅南道(チョンラナムド)、忠清南道(チュンチョンナムド)などの33の地域が干ばつに見舞われているということです。
韓国では、降水量に応じて、干ばつに関する警戒情報を｢注意が必要｣、｢激しい状態｣、｢非常に激しい状態｣の3段階に分けて、国民に注意を呼びかけており、現在は33の地域で干ばつの1段階目の｢注意｣が出されています。
国民安全処は、干ばつによる被害を防ぐため、可能な対策を最大限にとっていく方針だと説明しています。