アメリカのシャノン国務次官が13日午後、韓国を訪れます。
外交部は13日、アメリカのシャノン国務次官が13日から3日間の日程で韓国を訪問し、今月下旬に予定されている文在寅(ムン・ジェイン)大統領とトランプ大統領による初の首脳会談に向けて韓国側と協議すると明らかにしました。
シャノン次官は14日午前に外交部庁舎で林聖男(イム・ソンナム)第1次官と会談し、韓米首脳会談の開催日や詳細な日程などを調整する予定です。
韓米同盟の発展策や北韓の核問題などについても意見を交わす予定で、アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の韓国配備問題についても、何らかの形で話し合われるものとみられています。
一方、大統領府青瓦台の文正仁(ムン・ジョンイン)統一・外交・安保特別補佐官が13日午後、アメリカに向けて出発します。
韓米のシンクタンクが共催する集まりなどに出席し、今月末にアメリカで韓米首脳会談が開催されるのを前に、ワシントンのオピニオンリーダーに文在寅(ムン・ジェイン)政権の外交と南北関係政策を説明し、理解を深めるものとみられています。
16日にワシントンのウッドロー・ウィルソン国際学術センターで開かれる韓米対話に出席し、演説する予定で、韓国政府の外交政策、南北関係、韓米同盟発展の方向性などについて説明し、両国の専門家と意見を交わすとみられています。
ホワイトハウスや、国務省など政府関係者との接触は予定していないもようです。
進歩・改革派の与党「ともに民主党」の洪翼杓(ホン・イクピョ)議員や、革新系野党「正義党」の金鍾大(キム・ジョンデ)議員も同行していいます。
21日ごろに帰国する予定です。