統計庁が15日に発表した「将来人口推計」によりますと、総人口を年齢順に並べたときに中央にくる人の年齢を意味する中位数年齢が、2015年の40.9歳から2045年には54.6歳へと、向こう30年で13.8歳高まると予想されています。
また、各市・道の人口ピラミッドは、2015年は中間年齢層が多いつぼ型だったのが、2045年には乳幼児は少なく高齢者は多い、逆三角形型になると予想されています。
高齢者人口は増え続け、65歳以上の高齢者人口は、2015年に654万人だったのが2025年には1000万人を超え、2045年には1818万人に上る見通しです。
人口は2015年の5101万人から2031年には5296万人に増えてピークに達し、その後、減少に転じると予想されています。