韓国と日本の国会議員らによるサッカーの親善試合が17日、ソウルの国会の敷地内にある運動場で行われました。
試合には両国の超党派議員40人余りが参加、30度近い暑さの中、ボールを追いかけながら親善を深めました。
開会式では、丁世均(チョン・セギュン)国会議長があいさつし、「両国には『雨降って地固まる』ということわざがある。行き詰まった関係の改善に向けた契機になることを期待したい」と述べました。
試合は2-1で日本の国会議員チームが勝利しました。
親善試合は1998年に始まり、2006年を最後に9年にわたって途絶えましたが、国交正常化50年の15年にソウルで8回目、横浜で9回目が行われ、今回が10回目です。
1回目から参加している自民党の衛藤征士郎元衆議院副議長は、「新時代を切り開く先駆者になるという思いで参加した。スポーツに壁はない。これからも大事にしていきたい」と話していました。
過去の成績を見ますと、韓国の国会議員チームが6勝3敗1引き分けとなっています。