韓国に在留する外国人が、去年、初めて200万人を超えたことがわかりました。
法務部が21日にまとめた「2016年出入国・外国人政策統計年報」によりますと、去年の在留外国人は204万9441人で、10年前の2006年の91万人に比べて2倍以上増えました。
在留外国人が200万人を超えたのは、政府が統計を取り始めた1960年以降初めてです。
在留外国人の国籍は中国が101万6607人で最も多く、次いでベトナムが14万9384人、アメリカが14万222人でした。
法務部の関係者は、「ベトナム出身の結婚移民者とその家族の入国が増えたため」と説明しています。
一方、外国人入国者数は1741万人で、2006年に比べておよそ2.8倍に増えました。2006年から毎年平均10.5%増えています。
外国人入国者の国籍をみますと、2006年は日本が37.6%でトップでしたが、去年は中国が47.5%で最も多くなっています。
性別では男性41.6%、女性58.4%と、女性が多く、なかでも20代では女性が男性の2倍を超えています。