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政治

韓日外相が電話会談 慰安婦問題で平行線

Write: 2017-06-22 11:21:39Update: 2017-06-22 11:21:39

韓日外相が電話会談 慰安婦問題で平行線

康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は21日、日本の岸田文雄外務大臣と就任後初めての電話会談を行い、慰安婦問題や北韓問題について意見交換しました。
電話会談は日本からの要請で20分ほど行われました。
外交部によりますと、康長官は旧日本軍の慰安婦問題をめぐる韓日合意について、「韓国国民の大多数と被害者たちが受け入れられずにいるのが現実だ。こうした点を直視し、双方が共に努力して賢く解決していくべきだ」と述べたということです。
これに対し岸田外相は、慰安婦問題の最終的かつ不可逆的な解決をうたった合意の「着実な履行が必要だ」と述べたということです。
一方、北韓がミサイル発射などの挑発を繰り返していることに対し、両外相は深刻な懸念を共有し、制裁や対話などあらゆる手段を用いて北韓の完全な核廃棄という目標を達成するため、緊密に協力することで一致しました。
また、康長官は「日本は基本的価値と戦略的利益を共有する近い隣国であり、両国の関係が未来志向的な成熟した協力パートナーに発展するよう希望する」と述べ、岸田外相はこれに対し、「戦略的利益を共有する重要な隣国である韓国と、国民同士の交流を含む未来志向的な関係を発展させるため、共に努力したい」と応えたということです。
両外相は、今年日本で開催される予定の韓日中首脳会談を早期に開くために協力することで一致したほか、早い時期に顔を合わせ、両国の懸案を協議することにしました。

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