韓国と日本の防衛相同士が直接連絡を取り合う「ホットライン」が今秋にも開設されると、日本メディアが22日報じました。
日本経済新聞が22日に日本政府関係者の話として報じたところによりますと、北韓の核・ミサイル開発が進み、韓日の連携の重要性が増す中で、密度の高い情報を迅速に交換できる態勢を整えるために、韓国と日本の防衛相同士が直接連絡を取り合う「ホットライン」を開設することで合意したということです。
去年6月から協議を始め、今月3日の韓民求(ハン・ミング)国防長官と稲田朋美防衛大臣の会談で確認したということです。
日本の防衛大臣が他国の国防長官とのホットラインを運用するのは、アメリカに続いて韓国が2番目です。
両国政府は、7月にドイツで開かれるG20=主要20か国・地域首脳会議に合わせて韓日首脳会談を行い、安全保障面での協力の一環としてホットラインの開設について議論するものとみられるということです。
両国は、韓日軍事当局間の連絡体制の強化について、去年6月の韓日防衛相会談で合意しており、その後、実務レベルで具体的な協力策について協議してきました。