インターネットでの買い物が、韓国は、世界でもっとも活発に行われる国であることがわかりました。
イギリスの市場調査会社「カンター・ワールドパネル」がおととし6月から去年6月までの1年間、世界の主要国の生活必需品市場に占める電子商取引の割合を調査して、結果を発表しました。
それによりますと、韓国は、生活必需品市場に占めるネット通販の割合が16.6%で、圧倒的1位だったということです。
2位となった日本は7.2％で、韓国は日本の2倍以上でした。
3位はイギリス、4位はフランス、5位は台湾で、ネット通販大手、アマゾン・ドット・コムの本拠地、アメリカは10位でした。
韓国でネット通販が活発な理由について、IT業界は、「IT技術の発展と家族形態の変化が相まったため」とみています。
スマートフォンを利用しての買い物に慣れている30代と40代が主な消費者層となり、食品などは店頭で商品を確認して買わなければならないとする認識が薄れたうえ、共働きや一人暮らしの世帯が増え、ネット通販で生活必需品を購入する動きが広がったということです。