文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、アメリカ訪問について、具体的な成果を出すことにこだわらず、信頼の構築に注力する」という姿勢を明らかにしました。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、26日、大統領府青瓦台に、歴代のアメリカ駐在大使らを招き、懇談会を開きました。
この席で文大統領は、「今回の韓米首脳会談は、就任して2か月足らずで行われることから、準備期間が短いため、具体的な成果を出すのにこだわらず、トランプ大統領との友情と信頼にもとづいて、韓米同盟を強化することに注力する方針だ」と述べました。
文大統領は、これにもとづいて、北韓問題の解決に向けた両国の協力策について議論していきたい考えです。
一方、青瓦台の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長は26日、定例の会見で、「今回のアメリカ訪問を通じて、両国の首脳が緊密な友情と信頼を構築することで、向こう5年間、電話会談や相互訪問、多国間外交を通じて協力体制が築かれることを期待する」と述べました。