大統領府青瓦台は27日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が来月7日から2日間、ドイツのハンブルクで開かれる、G20=主要20か国・地域首脳会議に出席するとともに、メルケル首相との首脳会談を行うと発表しました。
文大統領は、G20首脳会議に合わせて、日本の安倍首相らとの個別会談も調整しています。
就任して以来、文大統領が多国間国際会議に出席するのは、今回が初めてで、大統領としての外交手腕が問われることになります。
一方、G20首脳会議に先立って、文大統領は、メルケル首相から招待を受けて、5日から2日間、首都のベルリンを公式に訪れ、メルケル首相とシュタインマイアー大統領と相次いで会談する予定です。
会談では、両国の友好関係の発展策や北韓の核問題などをめぐり、幅広く意見を交わすとしています。
文大統領は、7月5日に出発して10日に帰国します。