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社会

原発2基の建設一時中断を決定 脱原発が本格化か

Write: 2017-06-28 11:37:43Update: 2017-06-28 12:37:56

原発2基の建設一時中断を決定 脱原発が本格化か

政府は27日、韓国南東部の蔚山(ウルサン)市で建設が進められている新古里原発5、6号機の工事を一時中断し、今後、建設工事を続けるか永遠に中止するかを国民的な議論の対象にする方針を決めました。
これは、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が初めて主宰した27日の閣議で明らかになったものです。
新古里原発5、6号機の建設中止は、文在寅大統領が大統領選挙当時、公約として打ち出していたものです。
しかし、建設工事が既に30%程度進んでいることや、建設中断により地域の経済が打撃を受けることが予想されることから、国民的議論の対象にすることにしたということです。
具体的には、まず、政府が10人以内で構成する委員会で国民の意見を聞き取る方式を決定した後、国民の代表らが最終的な判断を下すことになります。
この一連の過程は、十分な社会的コンセンサスを得るため、3か月間にわたって行われます。
建設が進められている原発の工事を一時中断したのは、今回が初めてです。
韓国初の原発、古里原発1号機の運転を終了させるなど「脱原発」路線を鮮明にしている文在寅政権で、脱原発の動きが本格化する形となりました。

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