韓国と日本、中国が、文化コンテンツ産業の交流や協力拡大について話しあう「2017韓日中文化コンテンツ産業フォーラム」が28日、東京で始まりました。
これは、韓国の文化体育観光部、日本の経済産業省、中国の文化部が共同で開いたもので、28日から30日まで3日間の日程で行われます。
フォーラムでは、主に3カ国の文化コンテンツ産業の交流や協力拡大策について話し合われるほか、共同宣言文も採択される見通しです。
共同宣言文には、共同制作の活性化のために協力し、3か国がコンテンツマーケットのイベントにともに参加して、各国の企業どうしの国際協力を支援する内容などが盛りこまれるとみられています。
韓日中文化コンテンツ産業フォーラムは、3か国の文化コンテンツの共同発展を目指して2002年に始まったもので、去年はソウルで開かれました。
コンテンツ業界では、中国で韓国の文化コンテンツの流通を制限する「禁韓令」措置が緩和されるのではないかとする期待の声があがっていて、一定の成果をあげられるかに注目が集まっています。