韓国の鉄鋼最大手のポスコ(POSCO)が、8年連続で「世界で最も競争力のある鉄鋼企業」に選ばれました。
これは、世界開発協力機構(WSD)が発表したもので、WSDは、世界37の鉄鋼企業を対象に、技術革新や財務の健全性など23の項目で評価した競争力ランキングを1年に1~2回発表しています。
それによりますと、ポスコは技術革新、コスト削減、構造調整など5項目で10点満点を獲得、総合点数が去年より0.26点あがった8.31点となり、2010年から8年連続で1位となりました。
2位はロシアの鉄鋼大手「セヴェルスターリ」で、7.79点でした。
ポスコの関係者は「厳しい市場環境下で、財務構造が改善できた貴重な成果だ」と話しています。
ポスコは韓国の鉄鋼最大手で、1964年に国営の浦項(ポハン)総合製鉄として製鉄事業を開始、2000年9月、民営化されました。