ソウルと北東部海岸の江原道襄陽(ヤンヤン)とを結ぶ、東西高速道路が開通しました。
東西高速道路は、韓国北部を東西に横切る全長150キロの高速道路で、建設開始からおよそ13年かかって完成し、6月30日午後8時から通れるようになりました。
この道路は、ソウルと内陸部の東洪川(トンホンチョン)を結ぶ79キロの高速道路を江原道襄陽まで、さらに71キロ延長したもので、これでソウル襄陽間150キロが高速道路でつながりました。
この道路の開通で、ソウル襄陽間は1時間30分で結ばれ、これまでより40分程度、時間が短縮されました。通行料金は、ソウルから襄陽まで1万1700ウォンです。
この東西高速道路の開通で、これまで交通インフラがあまり整備されずアクセスが難しかった江原道東海岸の観光が活性化されることが期待されるほか、仁川(インチョン)国際空港から来年、冬季オリンピック大会が開かれる平昌(ピョンチャン)までも行きやすくなりました。