文在寅大統領は7日、G20首脳会議が開かれるドイツのハンブルクで安倍晋三首相と会談することになりました。
文在寅大統領は6日に韓日米3カ国首脳会談に臨み、翌7日には安倍晋三首相と別途会談する予定です。
首脳会談では、北韓問題や慰安婦問題を巡る合意の履行が議題になる見通しです。
北韓問題については、韓米首脳会談の結果を踏まえて、連携を強化していくことで一致する見通しですが、安倍首相は対話よりは制裁を強調するものと見られます。
一方、慰安婦問題では隔たりもあり、関心が寄せられています。
日本のメディアは、安倍首相は慰安婦問題を巡る合意の履行が重要だとの考えを改めて表明し、釜山総領事館前の少女像については不適切だとの立場を明らかにするとの見通しを伝えています。
一方、文在寅大統領はこれまで、慰安婦合意について、「大多数の国民が納得していない」とする考えを表明していて、慰安婦合意を補完する何らかの方策を提案する可能性もあるとされています。